富士ソフト Research Memo(10):2023年12月期は年間102.5円配を予定
■株主還元策
富士ソフト<9749>は2023年12月期の1株当たり配当金は、中間配当68.0円、期末配当34.5円としている。中間の配当性向は35.3%となり、年間配当性向は35.0%を予定している。なお中間配当は予定どおり実施した。
同社は、2023年6月30日(金)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式を1株につき2株の割合をもって分割を実施した。これにより、当初予想していた中間配当68.0円、期末配当69.0円の年間配当137.0円を、中間配当68.0円、期末配当34.5円の年間配当102.5円へ変更した。同社は、2022年2月に公表した中期経営戦略において株主への配当性向も35%以上と決定した。目下予定どおりの配当を行っている。
2022年12月末の株主優待制度については、毎年12月末現在の同社株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、同社製品のはがきに加え、住所録作成ソフト「筆ぐるめ」か「しいたけ詰め合わせ」のいずれかを選択可能とした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清野克純)
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提供:フィスコ