BeeX---AGCのガラス溶解シミュレーションシステムの本番展開を同社が伴走支援
BeeX<4270>は17日、AGC<5201>がAWS上に構築したガラス溶解のシミュレーションシステムの本番展開において、インフラの展開の自動化やアプリケーションコードの品質向上をアドバイザーとして伴走支援した。今回、その事例を発表した。
同社は本プロジェクトに2021年9月より参画し、3ヵ月という短期間で各サービスのコード化(IaC)や展開の自動化を実現。2022年1月からは本番展開に向け、システムの保守性と品質向上を目的としたリファクタリングを行いつつ協働で新機能を開発するなど、2023年1月のサービスリリースに向け、伴走支援を行った。
本システムの事業部への展開が実現したことで、かつては結果まで2,3ヵ月かかることもあったシミュレーションが、工場の製造プロセス担当者自身がWebアプリを操作するだけで、1日で結果を得られるようになった。製品の生産性や品質の向上が期待される。AGCは今後もシミュレーションシステムの運用を継続しつつ、多くの事業部への横展開、機能面の改善強化や機械学習技術を活用した推論自動化にも取り組む検討を進めている。
同社は引き続き、パートナーとして伴走支援を行っていく。
《SI》
提供:フィスコ