菱地所など不動産株が軟調、東京23区の9月新築分譲マンション発売戸数は微減に
三菱地所<8802>、住友不動産<8830>など不動産株が軟調推移。この日、不動産経済研究所が発表した9月の首都圏の新築分譲マンション市場動向によると、発売戸数は前年同月比4.1%増の2120戸となった。3カ月連続の増加となったものの、東京23区の発売戸数は同0.1%減の831戸にとどまった。更に、首都圏での初月契約率は同6.1ポイント上昇の67.7%となったものの、2カ月連続で70%を下回る状況。今後のマンション販売動向に対する慎重な見方が広がり、不動産株の重荷となったようだ。三井不動産<8801>、野村不動産ホールディングス<3231>が後場に一段安となっている。
出所:MINKABU PRESS
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