貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4392 FIG

東証P
291円
前日比
0
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
32.0 0.91 1.72 25.29
時価総額 91.6億円
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<動意株・18日>(前引け)=FIG、ホープ、フジ住宅

 FIG<4392>=急伸。8月下旬以降下値切り上げ波動を続けてきたが、きょうは売買代金急増のなか大陽線を示現し2月上旬の急落で開けたマドを一気に埋める戻り足をみせた。株価が300円台と低位にあるが、信用買い残の整理が進み、上値の軽さが意識されている。自動搬送ロボットに注力姿勢をみせるほか、最近はドローン分野での展開を強め、直近では同社グループ会社が世界的なドローンメーカーである台湾のALIGN社の国内販売代理店にも認定された。また、クラウド型のタクシー配車システムも手掛けており、岸田政権による「ライドシェア」の導入検討が伝わるなか、同関連株としても視線を集めているもようだ。なお、会社側ではライドシェアに関して現状はノーアイディアとしている。

 ホープ<6195>=大幅高で続伸。17日の取引終了後に4~9月期業績予想の上方修正を発表。売上高を11億3800万円から12億400万円(前年同期比2.3%増)へ、営業利益を4700万円から1億4200万円(同36.3%減)へ引き上げており、これを好感した買いが入っている。広告事業での媒体の販売やジチタイワークス事業でのサービス受注が当初予定より先行して行えたことが要因。営業費用が想定より抑えられたことも寄与する。なお、通期見通しについては引き続き成長投資を行っていく方針にあることや、不透明な社会経済情勢への対応により営業費用の上昇を強いられるなど業績への影響が予見されるため据え置いた。

 フジ住宅<8860>=切り返す展開。大阪を本拠とする大手住宅メーカーで注文住宅、マンションのほかリノベーション住宅でも群を抜く実績を持っている。業績は好調を堅持し24年3月期は営業利益段階で前期比5%増の64億円を見込むが、株主還元にも積極的に取り組む。17日取引終了後、配当政策の基本方針を開示、配当維持もしくは増配を基本とする累進的配当政策を導入することを発表した。なお、既に今期を含めて14期連続で減配がなく、増配または配当維持を継続中だ。ポイントとなるのは株価指標で、PER6倍台、PBR0.5倍台は割安感が際立っており、会社側のリリースを受けて改めて株価の水準訂正を見込んだ買いが流入している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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