安川電の8月中間期最終益2%増、6~8月期受注は前年比25%減
安川電機<6506>は6日の取引終了後、24年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比2.2%増の242億2800万円だった。6~8月期の受注額は前年同期比25%減の1248億円(前四半期比9%減)となった。
8月中間期の売上収益は同9.7%増の2889億7800万円だった。モーションコントロール部門におけるインバーター事業の生産正常化や、ロボット部門でのEV(電気自動車)関連などでの底堅い需要を背景に、増収増益となった。価格転嫁による採算性の改善や円安の影響も寄与した。一方、6~8月期の地域別受注高は前年比、前四半期比ともに全地域で減少した。
受注残の着実な消化や価格転嫁の促進による効果を見込み、通期の業績予想は据え置いた。セグメント別ではモーションコントロール部門とシステムエンジニアリング部門について通期の収益予想を上方修正した。半面、ロボット部門の収益見通しは引き下げた。
出所:MINKABU PRESS
8月中間期の売上収益は同9.7%増の2889億7800万円だった。モーションコントロール部門におけるインバーター事業の生産正常化や、ロボット部門でのEV(電気自動車)関連などでの底堅い需要を背景に、増収増益となった。価格転嫁による採算性の改善や円安の影響も寄与した。一方、6~8月期の地域別受注高は前年比、前四半期比ともに全地域で減少した。
受注残の着実な消化や価格転嫁の促進による効果を見込み、通期の業績予想は据え置いた。セグメント別ではモーションコントロール部門とシステムエンジニアリング部門について通期の収益予想を上方修正した。半面、ロボット部門の収益見通しは引き下げた。
出所:MINKABU PRESS