東京株式（寄り付き）＝続落、世界同時株安のなか３万１０００円台割れ

　４日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比４７２円安の３万７６５円と続落。

　前日の欧州株市場が全面安に売り込まれたほか、米国株市場でも米長期金利の上昇を背景にＮＹダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅安となっており、東京市場もリスク回避目的の売りが噴出している。日経平均は寄り付き段階でフシ目の３万１０００円台を割り込んだ。世界同時株安の様相をみせるなか、マーケットのセンチメントが一段と冷やされている。外国為替市場では一時１ドル＝１５０円台に乗せるなど円安が進行、その後介入思惑から急激に円高方向に押し戻される場面があったが、非常に不安定な値動きでここからの為替動向にも注目が集まる。

出所：MINKABU PRESS