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新興市場銘柄ダイジェスト:ロジザードは年初来高値、タメニーが大幅に反発


<6027> 弁護士コム 4835 +120
大幅に続伸。日本初のAIを搭載した弁護士用書籍検索サービス「弁護士ドットコムLIBRARY AIアシスタント(α版)」の提供を開始すると発表している。ユーザーが文章形式で質問を投げかけると、AIはキーワードだけではなく文脈も理解して関連する書籍のページを表示する。また、AIが複数の書籍をベースに論点を整理し、サマリーを自動生成する。10月末にはAIを用いた企業法務向けの書籍検索サービスもローンチ予定。

<7048> ベルトラ 459 +23
大幅に3日続伸。中国の大型連休が29日から始まり、訪日観光客への期待から買いが入っている。日本の十五夜に相当する「中秋節」と建国記念日に相当する「国慶節」が重なり、8日間の長期連休となる。一部メディアによると、海外旅行先として日本が1番人気だという。このため、旅行オンラインサービスを展開するベルトラのほか、アドベンチャー<6030>やtripla<5136>などインバウンド関連銘柄が物色されている。

<4586> メドレック 162 -80
ストップ安。23年12月期の営業損益予想を従来の9.50億円の赤字から10.50億円の赤字(前期実績10.98億円の赤字)に下方修正している。予定していた帯状疱疹後の神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」(リドカインテープ剤)の承認が今期中に取得できない見込みとなったため。米食品医薬局(FDA)から審査完了報告通知を受領し、現在、メドレックスとデ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>が通知の内容を精査しているという。

<4391> ロジザード 1280 +152
年初来高値。物流業界の人手不足が懸念される「2024年問題」に関し、岸田首相が荷物の積み降ろしの自動化や再配達の削減などの緊急対策を10月末を目途にまとめる経済対策に盛り込む考えを表明したと前日に伝えられ、引き続き買い材料視されている。来週中に関係閣僚会議を開き、「物流革新緊急パッケージ」を取りまとめる。ロジザードは物流ITサービスを手掛けており、関連銘柄として物色されているようだ。

<6181> タメニー 120 +9
大幅に反発。JR西日本<9021>傘下の日本旅行(東京都中央区)から東京都の結婚支援業務の実施事業会社として選定されたと発表している。日本旅行は東京都の「結婚支援マッチング事業支援業務」の事業プロモーター。東京都が保有する施設を活用した交流イベントを開催するほか、AIによるマッチングの提供、WEBによる個別相談などを展開する。タメニーは、これまで婚活支援システム「parms」などを自治体に提供している。

<2402> アマナ 297 +5
大幅高。写真作品売買などを手掛ける持分法適用関連会社のアマナティーアイジー(東京都港区)の自社保有株式を全て譲渡し、特別利益を計上する見込みになったと発表している。譲渡価額は0.40億円で、譲渡先はタカ・イシイギャラリー(同)。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで売上高が停滞したほか、事業環境の変化でアマナが作品制作を休止しているため。関係会社株式売却益として23年12月期に0.07億円を特別利益に計上する予定。
《ST》

 提供:フィスコ

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