明日の為替相場見通し=日銀金融政策決定会合が相場左右
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=147円80~148円80銭。
20日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、政策金利の据え置きが公表されたが、政策金利見通し(ドットチャート)では24年末の金利見通しが前回から引き上げられた。FOMCはタカ派的な内容だったとの見方が強まるなか、米金利が上昇し、ドル高・円安が進んだ。東京市場では、明日結果が発表される日銀会合が意識され、一進一退状態が続いた。日銀会合では現状維持が発表される、との見方は少なくないが、その場合、ドル高・円安が一段と進行するとの見方もあり、投機筋の動向などが関心を集めている。今晩は、イングランド銀行(BOE)の金融政策決定会合があるほか、米新規失業保険申請件数などが発表される。
出所:MINKABU PRESS
20日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、政策金利の据え置きが公表されたが、政策金利見通し(ドットチャート)では24年末の金利見通しが前回から引き上げられた。FOMCはタカ派的な内容だったとの見方が強まるなか、米金利が上昇し、ドル高・円安が進んだ。東京市場では、明日結果が発表される日銀会合が意識され、一進一退状態が続いた。日銀会合では現状維持が発表される、との見方は少なくないが、その場合、ドル高・円安が一段と進行するとの見方もあり、投機筋の動向などが関心を集めている。今晩は、イングランド銀行(BOE)の金融政策決定会合があるほか、米新規失業保険申請件数などが発表される。
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