かっこ---IWIとクレジットカード不正被害削減に向けた協業開始
かっこ<4166>は13日、インテリジェント ウェイブ(IWI)と、クレジットカード不正被害削減に向けた協業を開始したことを発表。
IWIは、カード会社や銀行向けに決済システムを提供してきたノウハウや知見を活かし、不正検知システムのACEPlusを開発し、クラウド型の不正検知システムとしてIFINDSを開発および展開している。同社は、セキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発し、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」、不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」を提供している。
両社は、加盟店(ECサイト)とカード会社が保有する情報を、双方の不正判定等に有効活用することで、業界横断的な不正対策を実現し、国内の不正利用被害額を低減することを期待し、加盟店(ECサイト)における不正対策強化と、カード会社における不正対策強化、不正対策業務のDX化を検討する。
この協業を通じて、両社が持つカード不正に関する情報をEC事業者、カード会社および決済関連事業者に対して広く提供することで、業界全体に貢献する不正検知精度の更なる高度化を目指す。各社の参画を募り、2023年秋頃から2024年末まで効果検証を実施する予定である。同社は今後も、多様化する不正手口に関する分析と研究を重ね、業界を超え、機能拡充・サービス開発に取り組み、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく。
《AS》
提供:フィスコ