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ダウ平均は横ばい 米CPIは無難に通過も上値に慎重な雰囲気に変化はない=米国株前半

NY株式13日(NY時間13:39)
ダウ平均   34673.04(+27.05 +0.08%)
ナスダック   13859.35(+85.74 +0.62%)
CME日経平均先物 32715(大証終比:+265 +0.81%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。取引開始前に発表になった米消費者物価指数(CPI)でコア指数の前月比が予想を上回ったことから、米株式市場も時間外でネガティブな反応を見せたが、直ぐに戻した。通常取引は上昇して始まり、米国債利回りも低下していることで、IT・ハイテク株も買われているが、上値に慎重な雰囲気に変化はない。

 米CPIは、エネルギー・食品を含んだ総合指数は、エネルギー価格の上昇で予想通りの上昇となった。パウエル議長が注目しているスーパーコア(住居費を除くサービス業)も前月比で0.4%の上昇となっており、全体的には予想よりも高めの内容で、短期金融市場でのFRBの利上げ期待は、来週のFOMCの据え置き観測に変化はないものの、11月の追加利上げ期待を一時上昇させていた。

 ただ、概ね想定範囲内の内容でもあり、ネガティブな反応も一時的に留まっている。

 IT・ハイテク株は買いが優勢となっているものの、本日もアップル<AAPL>は軟調に推移。同社は前日のイベントで新機種のアイフォーン15を発表したが、最上位機種のProマックスの価格を前機種から100ドル引き上げた。アナリストからは、特段の驚きはなかったとの見方が多く、見通しも据え置いた向きも多い。「新製品はほぼ予想通り。平均販売価格も安定しており、アップグレードサイクルに貢献する」といった見方や、「同社株にとって当面は、中国が圧迫要因となる一方、2024年度の業績見通しには上振れ余地がある」といった声も出ていた。

 航空株の下げが目立っている。アメリカン航空<AAL>とスピリット航空<SAVE>が、先週のアラスカ航空<ALK>とサウスウェスト航空<LUV>とともに、今夏の利益予想を下方修正した。燃料費とその他のコストの上昇が、第3四半期の航空会社の利益を圧迫している。

*米消費者物価指数(8月)21:30
結果 0.6%
予想 0.4% 前回 0.2%(前月比)
結果 3.7%
予想 3.6% 前回 3.2%(前年比)
結果 0.3%
予想 0.1% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 4.3%
予想 4.3% 前回 4.7%(コア・前年比)

アメリカン航空<AAL> 13.37(-0.74 -5.25%)
ユナイテッド航空<UAL> 46.12(-1.48 -3.11%)
デルタ航空<DAL> 39.60(-1.09 -2.68%)
スピリット航空<SAVE> 16.81(-0.48 -2.75%)
アラスカ航空<ALK> 39.15(-0.97 -2.41%)
サウスウエスト航空<LUV> 28.58(-0.70 -2.39%)

アップル<AAPL> 175.35(-0.95 -0.54%)
マイクロソフト<MSFT> 336.38(+4.61 +1.39%)
アマゾン<AMZN> 144.34(+3.11 +2.20%)
アルファベットC<GOOG> 137.20(+1.13 +0.83%)
テスラ<TSLA> 272.80(+5.32 +1.99%)
メタ・プラットフォームズ<META> 306.83(+5.17 +1.71%)
AMD<AMD> 108.62(+3.31 +3.14%)
エヌビディア<NVDA> 458.18(+9.48 +2.11%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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