JIG-SAW---BOSCHグループのCLIMATECと業務提携
JIG-SAW<3914>は、12日、同社米国法人JIG-SAW USとビルディングマネジメント、エネルギーソリューションの業界大手であるBOSCHグループのCLIMATECが業務提携したと発表。
サンディエゴ・パドレスの本拠地であるペトコパークを皮切りに、JIG-SAW IoTテクノロジーを活用したスマートボールパーク化へ向けたプロジェクトを、全米のスポーツスタジアムを始め、各種ビルディングファシリティ向けサービスの提供を推進するとしている。
この提携・協業を通じ、両社は、スタジアムの完全な可視化と制御を可能にし、球場運営のDX化を実現して、ファンとパドレスにとってさらに魅力あるスポーツ体験を提供する。プロジェクトの第1フェーズは2023年8月中旬に完了しており、スタジアム内にWayfinding(道案内)デジタルサイネージを設置し、来場者に便利なインタラクティブコンテンツの他、様々なプロモーション紹介するなど、新たなボールパーク体験を届けるサービスを提供する。
JIG-SAWは、2023年5月、メジャーリーグベースボール(MLB)プロ野球チームのサンディエゴ・パドレスと、スマート機器のネットワークを構築・管理するためのJIG-SAW IoTテクノロジーを提供するパートナーシップ契約を発表している。このテクノロジーは、運用および保守コストを大幅に削減し、機器のライフサイクルを延長する他、ユーザエクスペリエンスを向上させ、ベースボールファンに新たな来場体験を届ける機会を生み出していくとしている。
JIG-SAW USとCLIMATECは、ペトコパークにおけるデジタルトランスフォーメーションの課題を解決した実績をケーススタディとし、全米およびグローバルに、他のスポーツスタジアム、商業・ビルディング施設、インダストリアル・ファシリティ、並びに全米に広がるレジデンスコミュニティをも視野に入れ、ソリューションを促進するために協力するとしている。
《SI》
提供:フィスコ