<動意株・11日>(前引け)=くら寿司、ハイレックス、アルトナー
くら寿司<2695>=3日ぶり大幅反発。前週末8日の取引終了後に発表した23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算は、営業損益が3億7600万円の赤字(前年同期は3億8200万円の赤字)となった。一方、直近3カ月間の5~7月期では営業黒字を確保しており、業績のモメンタム回復を期待した買いが集まったようだ。第3四半期累計の売上高は前年同期比15.1%増の1550億6700万円だった。5~7月期では17%の増収となっている。コロナ禍の収束を背景とする人流回復に加え、適正価格で商品提供に努めたことも収益改善に寄与した。
ハイレックスコーポレーション<7279>=急反発で年初来高値更新。同社は8日取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算を発表。営業損益が14億6800万円の黒字(前年同期は32億8200万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は前年同期比20.0%増の2197億700万円で着地。半導体の供給不足などの緩和に伴う自動車メーカーの生産増加が追い風となったほか、利益面では原価低減や生産性向上、経費削減などの合理化が寄与した。なお、通期業績予想については売上高2851億円(前期比11.5%増)、営業損益は31億円の黒字(前期は48億5600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
アルトナー<2163>=上げ足強め一気に高値更新。機械・電子機器設計やソフトウェア開発など技術者派遣で業界を先駆しており、業績は15年1月期以降大幅増収増益を継続中で、成長力の高さを際立たせている。近年は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のなかで技術者ニーズも高まっており、同社の足もとの業績も非常に好調な状態が続いている。8日取引終了後に発表した24年1月期上期(23年2~7月)業績は営業利益が前年同期比28%増の8億8200万円と3割近い伸びを達成しており、これをポジティブ評価する買いが集中した。また好業績を背景に今期年間配当を上方修正、従来計画の64円から69円50銭に増額しており、これも株高を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ハイレックスコーポレーション<7279>=急反発で年初来高値更新。同社は8日取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算を発表。営業損益が14億6800万円の黒字(前年同期は32億8200万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は前年同期比20.0%増の2197億700万円で着地。半導体の供給不足などの緩和に伴う自動車メーカーの生産増加が追い風となったほか、利益面では原価低減や生産性向上、経費削減などの合理化が寄与した。なお、通期業績予想については売上高2851億円(前期比11.5%増)、営業損益は31億円の黒字(前期は48億5600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
アルトナー<2163>=上げ足強め一気に高値更新。機械・電子機器設計やソフトウェア開発など技術者派遣で業界を先駆しており、業績は15年1月期以降大幅増収増益を継続中で、成長力の高さを際立たせている。近年は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のなかで技術者ニーズも高まっており、同社の足もとの業績も非常に好調な状態が続いている。8日取引終了後に発表した24年1月期上期(23年2~7月)業績は営業利益が前年同期比28%増の8億8200万円と3割近い伸びを達成しており、これをポジティブ評価する買いが集中した。また好業績を背景に今期年間配当を上方修正、従来計画の64円から69円50銭に増額しており、これも株高を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS