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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル高基調の継続も日本の為替介入に警戒


6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化観測で、ドル買い基調は継続。ただ、日本政府による円安けん制で為替介入が警戒され、円売り縮小ならドルの上値を抑えそうだ。

前日の取引で原油相場の強含みを受け、インフレ押し上げ要因となり金融引き締めを正当化するとの見方から米10年債利回りが上昇しドル買い基調に振れた。ユーロ・ドルは1.07ドル半ばから1.07ドル付近に沈み、ドル・円は年初来高値を上抜け147円80銭まで水準を切り上げた。本日アジア市場で日本政府の円安けん制でドル・円は一時147円30銭台に失速したが、その後再び騰勢を強め前日高値付近に浮上した。

この後の海外市場は原油相場や経済指標が材料視される。NY原油先物(WTI)の一段高によりFRBによる引き締め長期化観測で金利高に振れれば、ドル買い先行。今晩のISM非製造業景況指数が1日の製造業と同様に予想を上回れば、タカ派的な金融政策を後押しする。ただ、5日の豪準備銀行に続きカナダ銀行が金利据え置きなら米金利高・ドル高を弱める可能性もある。日本の円安けん制もドルの一段の上昇を抑制しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・8月建設業PMI(予想:49.8、7月:51.7)
・18:00 ユーロ圏・7月小売売上高(前月比予想:-0.2%、6月:-0.3%)
・21:30 米・7月貿易収支(予想:-680億ドル、6月:-655億ドル)
・21:30 カナダ・7月貿易収支(予想:-36.5億加ドル、6月:-37.3億加ドル)
・22:45 米・8月サービス業PMI改定値(予想:51.2、速報値:51.0)
・23:00 カナダ中銀が政策金利発表(5.00%に据え置き予想)
・23:00 米・8月ISM非製造業景況指数(予想:52.5、7月:52.7)
・21:30 コリンズ米ボストン連銀総裁講演(経済・政策立案関連)
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・04:00 ローガン米ダラス連銀総裁地域イベント参加

《CS》

 提供:フィスコ

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