日経平均は30円安、寄り後はもみ合い
日経平均は30円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。外為市場で1ドル=146円50銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、中国の主要都市で住宅ローンの規制緩和が相次ぎ打ち出されたことなどから、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に上昇したことも東京市場で安心感となった。一方、昨日の欧州市場で主要指数が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの6日続伸で1300円を超す上げとなっていることから、短期的な戻り待ちの売りが出やすく、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ