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東京株式(大引け)=228円高、米雇用統計通過で買い気強まり6日続伸

 4日の東京株式市場はリスク選好の地合いが続き、日経平均株価は200円を超える上昇で3万2900円台に買われ高値引けとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比228円56銭高の3万2939円18銭と6日続伸。プライム市場の売買高概算は13億3631万株、売買代金概算は3兆2415億円。値上がり銘柄数は1422、対して値下がり銘柄数は372、変わらずは40銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週の好調地合いを引き継ぐ形で日経平均の上値追いが続いた。前週末の米国株市場では8月の米雇用統計発表を受け、賃金インフレに対する警戒感が後退、FRBによる追加利上げへの懸念が後退しNYダウが反発した。これを受けて東京市場でも投資家心理がリスクオンに傾き、主力株をはじめ幅広い銘柄に物色の矛先が向いた。外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=146円台前半の円安水準でもみ合ったほか、中国や香港株などアジア株市場が総じて強い動きをみせたことも追い風となっている。大引け段階でプライム市場の78%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。業種別では33業種中で空運を除きほぼ全面高で特に鉄鋼、海運、自動車などの上昇が目立っている。

 個別では、川崎汽船<9107>が高水準の商いをこなし大幅高。このほか日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが上昇、日本製鉄<5401>をはじめ鉄鋼株の上げ足も際立っている。トヨタ自動車<7203>が高く、三菱商事<8058>も買い人気を集めた。星光PMC<4963>がストップ高に買われ、伊藤園<2593>が急騰、ファーストブラザーズ<3454>、三井海洋開発<6269>なども値を飛ばした。

 半面、売買代金で断トツのレーザーテック<6920>がやや売り優勢だったほか、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>なども冴えない。ソフトバンクグループ<9984>、ニデック<6594>などが軟調だった。セブン&アイ・ホールディングス<3382>も売り物に押された。このほか、スターティアホールディングス<3393>が大幅安、ラクーンホールディングス<3031>、ニーズウェル<3992>などの下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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