東邦銀が3年8カ月ぶり高値圏、野村と包括的業務提携で基本合意
東邦銀行<8346>が5連騰で、2019年12月以来、3年8カ月ぶりの高値水準をつけた。国内金利の先高観を背景とした地銀セクターへの資金流入が直近の株価を押し上げてきたが、30日の取引終了後に東邦銀と100%子会社のとうほう証券、野村ホールディングス<8604>傘下の野村証券の3社間で包括的業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。今後のサービスへのプラス効果を期待した買いが入ったようだ。
東邦銀の公共債・投資信託の窓販業務や一部の登録金融基幹業務に関する顧客口座、とうほう証券の顧客口座に関する権利義務を野村証券が承継する。また、野村証券の社員が東邦銀行へ出向し、専門的なノウハウなどの提供を通じ営業を支援する。東邦銀が地盤とする福島県では預貯金残高が増加傾向にあり、家計の資産形成へのニーズの高まりも想定されるという。
出所:MINKABU PRESS
東邦銀の公共債・投資信託の窓販業務や一部の登録金融基幹業務に関する顧客口座、とうほう証券の顧客口座に関する権利義務を野村証券が承継する。また、野村証券の社員が東邦銀行へ出向し、専門的なノウハウなどの提供を通じ営業を支援する。東邦銀が地盤とする福島県では預貯金残高が増加傾向にあり、家計の資産形成へのニーズの高まりも想定されるという。
出所:MINKABU PRESS