トヨタが5日線サポートに上値慕う展開、1~7月自動車生産好調で円安の恩恵も
トヨタ自動車<7203>が続伸歩調。5日移動平均線をサポートラインにジリ高歩調にある。同社が30日に発表した1~7月の生産実績は570万3171台で前年同期比12.5%増と2ケタ伸長をみせた。半導体不足が解消に向かっており、生産台数の回復につながっている。外国為替市場ではここドル高・円安方向に振れていることも追い風材料。同社の24年3月期の想定為替レートは1ドル=125円で実勢よりも20円以上も円高に設定されており、為替メリットの発現が期待される。中国景気の減速や日中関係の悪化など中国リスクは警戒されるものの、足もとのファンダメンタルズ改善が評価され見直し買いを誘導している。
出所:MINKABU PRESS
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