ピープルが急動意、円安メリットで上期業績予想増額し75日線から上放れ
ピープル<7865>が急動意をみせ、4週間ぶりに株価を1100円台に浮上させてきた。乳幼児向け知育玩具や育児製品を手掛けるが、足もとの業績は会社側想定を上回って推移している。29日取引終了後、24年1月期上期(23年2~7月)業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の6700万円から9000万円に増額した。同社は売り上げの64%を輸出で占めているが、ここ外国為替市場で急速にドル高・円安が進んでいることに伴い水準が押し上げられている。株価は1000円トビ台でのもみ合いが続いていたが、目先は75日移動平均線を足場に上放れる兆しをみせている。
出所:MINKABU PRESS
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