CVSベイはストップ高人気で7年ぶり高値、インバウンド効果でホテル事業に期待
シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>が物色人気加速、前日比150円高はストップ高となる1047円に買われた。約1カ月ぶりに年初来高値を更新するとともに、時価は2016年7月以来約7年ぶりの高値圏に浮上している。千葉や東京を地盤にマンション管理事業やホテル事業を展開しており、脱コロナを背景としたリオープン効果でマンション管理事業の収益環境が改善しているほか、ここ訪日外国人急増を背景としたインバウンド消費を追い風にホテル事業でもビジネスチャンスが広がっている。24年2月期は期初予想を増額し営業利益が前期比3.9倍の3億1400万円を見込むが、第1四半期時点で1億7100万円に達していることを考慮するとまだ保守的で、一段の上振れも視野に入る。貸株規制対象となっているが、依然として株式需給思惑も根強い。
出所:MINKABU PRESS
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