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話題株ピックアップ【昼刊】:船井総研HD、ネクステージ、アドテスト

■船井総研HD <9757>  2,559円  +166 円 (+6.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 船井総研ホールディングス<9757>が急伸。23日の取引終了後、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.4%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いの実施を発表し、材料視された。取得期間は8月24日から2024年5月31日までとする。

■ネクステージ <3186>  3,090円  +141 円 (+4.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 ネクステージ<3186>は商い活発。同社は23日、自社の整備工場の統制環境について発表。自動車業界での不正車検や保険金水増し請求の問題を受けて社内調査を行った結果、「不正な案件については確認されなかった」とした。ビッグモーター問題を発端に中古車業界全体への不信感が高まるなか、今回の発表を受けて買い安心感から下値を拾う動きもあり、売り買いが活発化している。会社側では、車検事業や板金事業で「不正が発生しない体制、仮に不正が発生してしまった場合でも速やかに発見できる体制を構築している」とした。

■ダイトロン <7609>  3,040円  +110 円 (+3.8%)  11:30現在
 ダイトロン<7609>が4連騰で急速な切り返しをみせている。一時115円高の3045円まで上値を伸ばし3週間ぶりに3000円台を回復した。エレクトロニクス商社だが、技術商社を標榜しており、高いマーケティング能力と自社開発製品などメーカー機能を有する点を特長としている。米エヌビディア<NVDA>の好決算の背景でもある、生成AI市場の急拡大はサーバー需要を強く喚起しており、これがデータセンターの増設ニーズと合致する。同社はデータセンター向け電源機器でも高い実績を持ち、恩恵を享受する可能性が高い。また、半導体製造装置分野では微細加工、精密洗浄、研削・研磨技術などで優位性を発揮、23年12月期は営業減益見通しながら、来期以降は半導体の市況回復を背景に再び増益トレンドに復帰しそうだ。

■ENECHANGE <4169>  1,112円  +36 円 (+3.4%)  11:30現在
 ENECHANGE<4169>が高い。23日の取引終了後、電気自動車(EV)向けワイヤレス充電の実証実験を開始する意向を表明。これが買い材料視されている。ワイヤレス充電技術を持つ米WiTricity(ワイトリシティ)との協業により、国内でのEV向けワイヤレス充電ソリューションの導入を検討するという。エネチェンジはファンドを通じてワイトリシティに出資した経緯がある。

■大阪有機化学工業 <4187>  2,561円  +65 円 (+2.6%)  11:30現在
 大阪有機化学工業<4187>が反発。同社は塗料や電子材料に使われるアクリル酸エステルを手掛ける化学メーカー。ディスプレイや半導体など電子材料用途を中心とした需要低迷の影響により、22年12月~23年5月期(上期)業績は減収減益で着地。決算を受けて足もと株価は調整を余儀なくされていたが、きょうは東海東京調査センターによる格上げを手掛かりに反発をみせている。

■しまむら <8227>  15,790円  +370 円 (+2.4%)  11:30現在
 しまむら<8227>が上値追い継続し年初来高値更新、きょうで6連騰と気を吐いている。株価は7月上旬を境に一貫して株価水準を切り上げており、足もとでも新値街道をまい進する状況にある。23日取引終了後に発表した8月の既存店売上高は前年同月比12.0%増と11カ月連続で前年実績を上回っており、これが株高を後押ししている。自社ブランド品への注力やキャラクター商品の好調が収益に貢献している。株式需給面では信用買い残が枯れ切った状態にあり上値が軽い。

■アドバンテスト <6857>  19,805円  +455 円 (+2.4%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>が寄り付きカイ気配スタートで大幅高となったほか、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の主力銘柄が一斉高に買われている。日本時間きょう朝方に発表された米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の5~7月期決算と8~10月の業績見通しはいずれも市場コンセンサスを上回る極めて好調な内容で、エヌビディアの株価は時間外で一時10%超の大幅高に買われる人気となった。これを受けてエヌビディアのGPU向けに半導体検査装置を納入するアドバンテストをはじめ、半導体セクターへの投資資金流入が加速している。半導体製造装置のほか、ICパッケージを手掛けるイビデン<4062>など半導体部材を手掛ける銘柄にも物色が広がっている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,678円  +75 円 (+1.1%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が反発。前日は5日ぶりに値を下げたが押し目買いニーズは旺盛、きょうはすかさず5日移動平均線を足場に切り返し歩調となっている。前日の米国株市場では半導体関連などをはじめハイテク株への買いが顕著でナスダック総合株価指数は1.6%高と主要株価指数の中でも上昇率が際立った。米ハイテク株に積極投資を行っている同社株はナスダック市場の動向と株価連動性が高く、足もとで追い風が意識される局面にある。また、同社傘下の英半導体設計大手アームが9月中にもナスダック市場に新規上場する見通しにあり、エヌビディア<NVDA>の好決算が連想買いを誘導している面もある。

■大阪チタ <5726>  3,230円  -60 円 (-1.8%)  11:30現在
 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>や東邦チタニウム<5727>、ジャムコ<7408>が冴えない。ボーイング<BA>が23日、小型旅客機「737MAX」を巡り、納入が遅れる可能性があることを明らかにしたと、ロイター通信が報じた。新たな品質上の問題の発覚を受け、年間の納入目標を達成できなくなる可能性があるかどうか評価をしているという。ボーイング向けの今後の生産動向を懸念した売りが、各社の株価の重荷となったようだ。

■トヨタ自動車 <7203>  2,401.5円  -9 円 (-0.4%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、SUBARU<7270>など自動車株が軟調に推移している。米S&Pグローバルが発表した8月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で、製造業とサービス業をあわせた総合が50.4と前月から1.6ポイント低下し、6カ月ぶりの低水準となった。これを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が後退し、米長期金利が低下。日米金利差の縮小が意識され、ドル売り・円買いが加速した。円安基調の一服が自動車株の重荷となっている。三菱自動車工業<7211>やマツダ<7261>、日産自動車<7201>も安く、東証の業種別指数で輸送用機器は下落率で上位に入っている。

■アディッシュ <7093>  1,280円  +230 円 (+21.9%) 一時ストップ高   11:30現在
 アディッシュ<7093>が急伸した。23日の取引終了後、監視システム「Police」にTikTok‘s Accounts APIを連携させたと発表した。TikTokに投稿された動画に対するコメントについて、Policeを通じて24時間365日体制で監視できるようにしたとあって、今後の事業への好影響を期待した買いが集まったようだ。今回のTikTokの追加により、6つのSNSの投稿・コメント監視が実施できるようになった。TikTokに関しては、新着投稿やコメントがほぼリアルタイムで取り込めるようになり、これまでの手動監視に比べてリスクとなりうる事象の早期発見、早期対応が可能になるという。

■スマサポ <9342>  1,948円  +257 円 (+15.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 スマサポ<9342>は急騰。23日の取引終了後、リクルートホールディングス<6098>傘下のリクルートと業務提携すると発表。これを手掛かりに買いが膨らんでいる。スマサポの入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」と、リクルートが提供する物件の申し込み関連手続きをウェブ上で行えるサービス「申込サポート by SUUMO」を連携させる。提携契約の締結は9月末の予定。

■JMC <5704>  930円  +109 円 (+13.3%)  11:30現在
 JMC<5704>が急騰。3Dプリンターによる試作品作製及び砂型鋳造による樹脂・電子部品生産を手掛けるが、トヨタ自動車<7203>をはじめ自動車業界向けで実績が高く、特に世界的な普及加速が進む電気自動車(EV)関連の部品供給で収益機会が高まっており、同関連の有力株として注目度が増している。3Dプリンターについては大口案件の獲得が業績に貢献、脱コロナを背景としたリアル展示会や催事の活発化で引き合いが旺盛となっている。

■シリウスビジョン <6276>  432円  +40 円 (+10.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 シリウスビジョン<6276>は急動意。23日の取引終了後、未定としていた23年12月期の連結業績予想を開示した。最終損益は5000万円の黒字(前期は4億2500万円の赤字)を見込む。黒字転換の計画をポジティブ視した買いが集まったようだ。売上高は前期比33.0%増の23億円を予想する。14日に発表した上期(1~6月)の決算は、ラベル検査機などを手掛ける画像検査関連事業が伸長し、売上高は前年同期比24.5%増の10億4700万円、最終損益は4400万円の黒字(前年同期は3億1100万円の赤字)だった。コロナ禍を経て先行きの不透明感が払しょくされつつあるなか、入手可能な情報や業績動向などに基づき業績予想を算定した。

■ヘッドウォータース <4011>  10,500円  +570 円 (+5.7%) 一時ストップ高   11:30現在
 ヘッドウォータース<4011>が一時ストップ高に買われる人気となったほか、PKSHA Technology<3993>、ブレインパッド<3655>、ユーザーローカル<3984>、Appier Group<4180>など人工知能(AI)関連に位置付けられる銘柄群が軒並み値を飛ばしている。注目された米エヌビディア<NVDA>の決算は市場予想を大幅に上回る好調な内容で、同社のCEOが生成AI市場の成長性に極めて強気のコメントを示したこともあり、これが半導体関連だけでなく、AI関連のソリューションを手掛ける銘柄群にも買いを誘導している。

●ストップ高銘柄
 アマナ <2402>  473円  +80 円 (+20.4%) ストップ高   11:30現在
 アクアライン <6173>  535円  +80 円 (+17.6%) ストップ高   11:30現在
 ジーデップ・アドバンス <5885>  11,300円  +1,500 円 (+15.3%) ストップ高   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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