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【市況】東京株式(前引け)=続伸、エヌビディア好決算受け半導体関連など高い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 24日前引けの日経平均株価は前営業日比136円07銭高の3万2146円33銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億3875万株、売買代金概算は1兆4670億円。値上がり銘柄数は1087、対して値下がり銘柄数は651、変わらずは95銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いが続き日経平均は一時3万2200円近辺まで上昇した。前日の米国株市場でハイテク株が買われた流れを引き継いだ。日本時間の朝方に発表されたエヌビディア<NVDA>の決算は市場予想を大きく上回る好調な内容で、同社株が時間外で急騰したこともあり、東京市場でも半導体関連株に幅広く買いが広がった。ただ、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控え、買い一巡後は目先筋の戻り売りで伸び悩んでいる。値上がり銘柄数は全体の約6割にとどまった。

 個別ではレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が一斉高に買われ、イビデン<4062>も大きく値を飛ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>がしっかり、日本郵船<9101>など海運株も堅調。リクルートホールディングス<6098>も値を上げた。さくらインターネット<3778>が値上がり率トップに買われ、船井総研ホールディングス<9757>も大幅高。半面、任天堂<7974>、ブリヂストン<5108>が冴えず、アシックス<7936>も売られた。メドレー<4480>、ギフティ<4449>などの下げが目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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