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【市況】株価指数先物【昼】 エヌビディア決算を評価した流れに


 日経225先物は11時30分時点、前日比160円高の3万2130円(+0.50%)前後で推移。寄り付きは3万2150円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1995円)を上回り、買いが先行して始まった。現物の寄り付き後に3万2190円まで買われたが、その後は重要イベントを控えるなかで利益確定の流れが優勢となり、中盤にかけて3万2040円まで上げ幅を縮めた。ただし、3万2000円を割り込まなかったことから終盤にかけては買い直され、3万2100円~3万2150円辺りでの保ち合いを継続。

 エヌビディア<NVDA>の予想を上回る決算を評価した買いが先行したが、ナイトセッションで相当織り込んでいたとみられ、寄り付き後は利益確定の流れとなったようだ。ただし、75日移動平均線を上回っての推移を継続しており、押し目狙いのロングは入りやすいだろう。ジャクソンホール会議を控えるなか積極的には手掛けづらいが、底堅さがみられてくるようだと、終盤にかけてショートカバーを誘う流れに向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.08倍と小幅に上昇した。一時14.12倍に上昇したが200日線を明確に上放れることはできなかった。

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