レアジョブ---1Qは大幅な増収増益、ALT派遣事業の拡充等、学びの領域拡大に取り組む
レアジョブ<6096>は14日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比79.5%増の26.30億円、営業利益が同1,068.9%増の1.96億円、経常利益が同254.0%増の1.94億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が500.3%増の2.65億円となった。
同社グループは、幅広い英語学習者に対して、気軽に英会話学習の場を提供するだけでなく、「英語が話せるようになる」という「成果」を生み出す学習サービスを提供している。日本人講師による学習コンサルティング、CEFRに準拠した英語スピーキング力の測定サービス「PROGOSR」や、シャドーイング練習ができる自主学習用アプリ「ソロトレ」などを活用し、効果的な学習を実現するための仕組みを整備している。また、「スマートメソッドRコース」による英会話コーチングも提供しており、さらにALT派遣事業拡大のための基盤作りや、グローバルリーダー育成研修サービスの展開、海外進出、学びの領域の拡大などにも取り組む。
リスキリング事業は、個人向けのオンライン英会話サービスの需要が鈍化し、売上高は前年同期比3.5%減の13.00億円となった。しかし、価格改定による顧客単価の増加や広告宣伝費の最適化により、セグメント利益は同73.0%増の1.85億円となった。子ども・子育て支援事業ではALT派遣事業を開始し、売上高は同1,030.2%増の13.29億円、セグメント利益は0.97億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比72.8%増の100.00億円、営業利益が同162.8%増の6.00億円、経常利益が同89.7%増の5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同106.1%増の4.00億円としている。
《AS》
提供:フィスコ