【特集】「親子上場」が16位にランク、伊藤忠のTOB加速で関連銘柄を模索<注目テーマ>
JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 中国関連
2 インバウンド
3 半導体
4 半導体製造装置
5 インド関連
6 日経中国関連株50
7 人工知能
8 外食
9 JPX日経400
10 2023年のIPO
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が16位となっている。
伊藤忠商事<8001>は8月2日、子会社を通じて伊藤忠テクノソリューションズ<4739>に対し株式公開買い付け(TOB)を行うことを発表した。10日には大建工業<7905>へのTOBの実施を公表。いずれも完全子会社化を目指している。
一般に親子上場は子会社の少数株主の利益が損なわれやすく、企業統治の観点から問題視されることが多かった。アクティビスト(物言う株主)の標的となる事例も相次いでいる。今回の伊藤忠の動きは非資源事業の強化に向けた取り組みの一環とみられているが、株式市場ではポジティブ・サプライズと受け止める向きも多く、親子上場の関係にある銘柄への関心が高まっているようだ。
伊藤忠の上場子会社には、伊藤忠エネクス<8133>やプリマハム<2281>などがあり、各社とも株価は8月に入り上昇圧力が高まった。大手商社の上場子会社には三菱商事<8058>子会社のローソン<2651>、住友商事<8053>子会社のSCSK<9719>、豊田通商<8015>傘下のエレマテック<2715>がある。
このほか製造業では日産自動車<7201>傘下の日産車体<7222>や、日本製鉄<5401>グループの日鉄ソリューションズ<2327>と大阪製鐵<5449>、山陽特殊製鋼<5481>が親子上場の関係にある。イオン<8267>やソフトバンクグループ<9984>、GMOインターネットグループ<9449>も多くの上場子会社を持つ。
出所:MINKABU PRESS