アドテストが大幅高で1万9000円台回復、生成AI関連の雄として人気再燃
アドバンテスト<6857>が大幅高、今月4日以来となるザラ場1万9000円台を回復してきた。同社は半導体検査装置のトップメーカーで足もとの業績は低調ながら来期以降の業績回復に期待がかかっている。今週は23日に米エヌビディア<NVDA>の5~7月期決算発表を控えているが、生成AI市場の急拡大を背景に抜群の適性を持つGPU(画像処理半導体)の売り上げが大幅に伸びるとみられている。エヌビディアは成長期待が強く、米国の証券系アナリストからも時価を大幅に上回る強気の目標株価設定が相次いでいる状況だ。このエヌビディアのGPU向け検査装置でアドテストは圧倒的シェアを有していることが買いの背景にある。まだ、同じく半導体切断装置を手掛けるディスコ<6146>もエヌビディア関連の有力株として買いが続いている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS