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ダウ平均は下落もIT・ハイテク株には買い戻し=米国株前半

NY株式21日(NY時間13:36)
ダウ平均   34424.07(-76.59 -0.22%)
ナスダック   13455.54(+164.76 +1.24%)
CME日経平均先物 31770(大証終比:+270 +0.85%)

 きょうも米株式市場、ダウ平均は下落しているものの、IT・ハイテク株には買い戻しが膨らんでおり、ナスダックは上昇している。米株式市場は8月に入って3週連続で下落しているが、夏枯れ相場の中で、米国債利回り上昇と中国経済の低迷が、通常活気のないこの時期の市場に水を差している。一部からは「短期的に売られ過ぎの領域にある」とのコメントも出ているようだ。

 米株式市場の先行きについて、ストラテジストの間でも意見が分かれている。弱気派は「投資家が景気回復力の持続可能性に疑問を持ち始めており、センチメントはさらに弱まる可能性が高い」と指摘。インフレの鎮静化が米企業の値上げ能力を低下させており、消費者需要が減退すれば年内にはさらに悪化すると見込んでいる。市場は楽観視しているが、ソフトランディングが実現するかも答えは出ていないとも述べた。

 一方、楽観派は、下げは買いの好機と指摘。ヘッジファンドのエクスポージャーや外国人投資家の需要、ファンドのフローなど9つのポジショニング指標が先週こそ低下したものの、12月以来上昇している。今回の低下はあくまで短期的なもので、市場環境の改善が続けば、すべてのプライヤーは強気ポジションを積み増やすだろうと説明している。

 市場は、人工知能(AI)の主要受益者であるエヌビディア<NVDA>の水曜日の決算を待っている。また、金曜日にはワイオミング州ジャクソンホールで開催されるFRBの年次シンポジウムでのパウエルFRB議長の講演にも注目。

 エヌビディアについては、生成AIの熱狂とそれに伴う企業の旺盛な支出に支えられ、データセンター部門を中心に好調な結果とガイダンスが期待されている。ただ、その他のゲーム部門と自動車部門についてはリスクがあると捉えているようだ。

 パウエルFRB議長の講演については、年内の追加利上げの可能性を残しかつ、高金利が長期間続くタカ派姿勢を温存した内容が期待されているようだ。

アップル<AAPL> 175.41(+0.92 +0.53%)
マイクロソフト<MSFT> 321.75(+5.27 +1.67%)
アマゾン<AMZN> 134.26(+1.04 +0.78%)
アルファベットC<GOOG> 128.80(+0.69 +0.54%)
テスラ<TSLA> 229.09(+13.60 +6.31%)
メタ・プラットフォームズ<META> 289.77(+6.52 +2.30%)
AMD<AMD> 107.33(+1.88 +1.78%)
エヌビディア<NVDA> 460.77(+27.78 +6.41%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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