ソフトバンクGは反落で75日線攻防に、信用買い残は再び急増傾向で警戒感も
ソフトバンクグループ<9984>が反落。今月は調整色の強い株価展開を強いられているが、足もとで下げ足を強め、中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線を巡る攻防が意識される局面となった。前日の米国株市場では米長期金利上昇を背景にハイテク株への売り圧力が継続し、ナスダック総合株価指数の下落率は1%を超えNYダウやS&P500の下落率を上回った。米ハイテク株に積極投資し、ナスダック指数との株価連動性が高いことで知られる同社株にとってはネガティブに作用している。個人投資家の人気は依然として高いが、直近は買い残が急増傾向にあることで上値を重くしている面もある。
出所:MINKABU PRESS
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