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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米経済指標は強弱まちまちの見通し


15日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米経済指標が強弱まちまちなら米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続を期待したドル買いは限定的。145円台では日本の為替介入への警戒感で円売りは縮小しそうだ。

前日の取引は手がかりが乏しいなか、足元の経済指標を消化。インフレ高止まりで米FRBの引き締め継続への思惑から、長期金利の上昇を手がかりにややドル買い基調に振れた。ユーロ・ドルは1.0960ドル付近から1.0870ドル台に軟化し、ドル・円は一時145円50銭台に浮上した。本日アジア市場は日本の強い国内総生産(GDP)で円買いに振れる場面もあったが、堅調地合いのドル・人民元がドル・円をサポートした。

この後の海外市場は米経済指標にらみ。今晩の小売売上高は前回から改善が見込まれる一方、NY連銀製造業景気指数は悪化が予想され、FRBの引き締め方針を強力に後押しする材料にはなりにくい。前日同様、長期金利の上昇が抑制されればドル買いは限定的となる。また、145円台は日本政府の為替介入が警戒されるため過度な円売りは縮小し、ドルの重石に。中国経済の先行き不透明感も円売りを弱める材料となりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・8月ZEW景気期待指数(予想:-14.7、7月:-14.7)
・18:30 南ア・4-6月期失業率(1-3月期:32.9%)
・21:30 米・7月小売売上高(前月比予想:+0.4%、6月:+0.2%)
・21:30 米・8月NY連銀製造業景気指数(予想:-0.7、7月:1.1)
・21:30 米・7月輸入物価指数(前月比予想:+0.2%、6月:-0.2%)
・21:30 カナダ・7月消費者物価指数(前年比予想:+3.0%、6月:+2.8%)
・23:00 米・8月NAHB住宅市場指数(予想:56、7月:56)
・23:00 米・6月企業在庫(前月比予想:+0.1%、5月:+0.2%)
・24:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁対話会合参加
・05:00 米・6月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(5月:+258億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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