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4180 Appier

東証P
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前日比
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PTS
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22:35 06/10
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時価総額 1,267億円
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Appier Group---2Qは前年同期比42%増収、営業利益以下が黒字化、ARRが前年同期から35.5%成長


Appier Group<4180>は14日、2023年12月期第2四半期累計(23年1月-6月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比37.0%増の117.22億円、EBITDAは同97.1%増の9.36億円、営業利益は0.48億円(前年同期は0.92億円の損失)、税引前利益は1.10億円(同1.95億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は0.82億円(同2.33億円の損失)となった。

第2四半期(23年4-6月)では、売上収益は前年同期比42%増、過去最高の62億円。市場拡大と業界での浸透度が高まり、IPO (2021年) 以降、第2四半期としては過去最高の前四半期比売上成長率(11.1%)を達成。売上総利益は前年同期比45%増、過去最高の32億円で売上総利益率は51.3%に上昇。営業利益と純利益は計画を上回り黒字化、営業利益率は1.3%、純利益率は1.9%。EBITDAは前年同期比158%増、EBITDAマージン8.9%となった。
2023年6月におけるARRは224.65億円となり、2022年6月の165.85億円からの成長率は35.5%となった。事業規模の拡大及び為替影響により、営業費用(販売及びマーケティング費用、研究開発費、一般管理費)の金額は増加したが、売上収益に対する比率は低下した。

業界別ではEコマース、デジタルコンテンツの両領域でビジネスが拡大し、市場別では、韓国、米国及び欧州での引き合いが増したことで、成長をけん引した。ROI重視のソリューションに対する市場の需要は強く、AI活用への強いトレンドとも相まり、多くの企業がAIを事業に取り入れ始めていることもまた、前四半期に引き続き、当期も計画を上回ることになった要因。当社の最先端AI技術はビジネスの限界を押し広げ、デジタルマーケティング領域で新たなベンチマークを確立しており、長年の研究開発で培った予測に関するAIや生成AI技術の専門性により、他社製品との差別化を図り、顧客企業のROIを向上させている。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上収益は前期比31.0%増の254.54億円、EBITDAは同71.9%増の23.42億円、営業利益は同964.3%増の5.35億円、税引前利益は同634.6%増の8.15億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は7.18億円とする期初計画を据え置いているが、2023年12月期第2四半期累計(23年1月-6月)前年同期比売上収益成長率は37%と連結業績予想を上回っている。

《SI》

 提供:フィスコ

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