大建工はカイ気配スタート、伊藤忠によるTOB価格3000円にサヤ寄せ
大建工業<7905>はカイ気配スタートとなっている。伊藤忠商事<8001>が10日の取引終了後、100%出資子会社BPインベストメントを通じて同社に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の3000円にサヤ寄せする格好となっている。
伊藤忠は現在、大建工株式の36.34%を所有し関連会社としているが、完全子会社化して経営への関与を更に強めることにより、国内住宅事業を中心とした収益力強化に加え、国内非住宅事業や北米を中心とした海外事業の強化・拡大などの施策を機動的に進めるのが狙い。買付予定数は1659万6588株(下限829万8295株・上限設定なし)で、買付期間は8月14日から10月10日まで。TOB成立後、大建工は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は8月10日付で大建工株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、大建工は同TOBに対して賛同の意見を表明している。
出所:MINKABU PRESS
伊藤忠は現在、大建工株式の36.34%を所有し関連会社としているが、完全子会社化して経営への関与を更に強めることにより、国内住宅事業を中心とした収益力強化に加え、国内非住宅事業や北米を中心とした海外事業の強化・拡大などの施策を機動的に進めるのが狙い。買付予定数は1659万6588株(下限829万8295株・上限設定なし)で、買付期間は8月14日から10月10日まで。TOB成立後、大建工は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は8月10日付で大建工株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、大建工は同TOBに対して賛同の意見を表明している。
出所:MINKABU PRESS