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6390 加藤製作所

東証P
1,322円
前日比
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単位
100株
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時価総額 155億円
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加藤製作所---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、収益性改善と円安効果により営業黒字が定着化


加藤製作所<6390>は9日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%増の130.76億円、営業利益が1.90億円(前年同期は3.20億円の損失)、経常利益が同566.0%増の8.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同487.4%増の6.31億円となった。

日本の売上高は前年同期比11.4%増の113.22億円、セグメント利益は3.54億円(前年同期は3.17億円の損失)となった。建設用クレーンの国内売上高は同1.8%減の61.95億円と前期並みに推移した一方、海外向けはアジア地域における大口販売があり、同121.9%増の15.17億円となった。油圧ショベル等の国内売上高は同19.4%減の14.82億円と減収となった一方、海外向けは販売施策の徹底や為替変動により、同79.4%増の19.36億円となった。

中国の売上高は同11.6%減の6.27億円、セグメント損失は2.72億円(同1.18億円の損失)となった。インフラ投資鈍化や地場メーカーの販売攻勢により厳しい販売環境が継続している。

欧州では堅調な需要に支えられ、売上高は同54.3%増の15.16億円、セグメント利益は0.21億円(同0.03億円の利益)となった。

その他地域は、欧州セグメントを分離したことにより売上高の計上はなくなり、セグメント損失は0.17億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.3%増の600.00億円、営業利益が同4.7%減の12.00億円、経常利益が同51.8%減の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.8%減の20.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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