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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6070 キャリアリンク

東証P
2,541円
前日比
+11
+0.43%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.6 2.20 4.72 22.41
時価総額 320億円
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ キャリアL


●キャリアL <6070>  【目標株価】4000円(4日終値2824円)

「自治体向け業務の受注拡大に期待」

 キャリアリンク <6070> [東証P]に対して押し目買いスタンスで臨みたい。同社は自治体向けのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連事業や、コールセンター向けの人材派遣事業などを手掛ける。

 24年3月期の売上高は前期比18.7%増の623億6500万円と大幅な増収で過去最高を予想。一方、最終利益は同16.0%減の47億9900万円と、前期の最高益から一転して減益を計画する。今期は自治体やBPO事業者からの受注拡大を見込む半面、スタッフ登録者の募集費やシステム開発費の増加が利益を圧迫する見通し。利益面では一時的に踊り場を迎える格好となるものの、中期的な成長期待は根強い。

 同社はこれまで中途採用を通じて増強した人材を、今後の事業拡大に生かし、取引自治体数を24年3月期に137(23年3月期までの直近4期における実績は112)、25年3月期には161に増やす目標を掲げている。事務系人材サービス事業では年率15%程度の持続的成長を、製造系人材サービス事業では年率20%超の成長を図り、26年3月期に売上高を803億3500万円、最終利益を63億9600万円に伸ばす中期計画を示す。

 足もとではマイナンバー制度のトラブルが相次いだことを受け、地方自治体が点検作業に迫られている。自治体が人的リソースを補うことを目的にBPOサービスの利用を拡大すれば、キャリアリンクの業績にポジティブな影響をもたらしそうだ。PER(株価収益率)は7倍台と割安感が意識される水準で、4%台の配当利回りも投資妙味を感じさせる。

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