トヨタは4日ぶり反落、高値警戒感台頭もアナリストからは強気評価
トヨタ自動車<7203>は4日ぶり反落。同社は1日に発表した第1四半期(4~6月)決算内容が好感され翌2日には上場来高値を更新したが、きょうは高値警戒感も台頭するなか一服状態となっている。ただ、アナリストからは強気評価が出ており一段の上昇期待も膨らんでいる。岩井コスモ証券は2日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を2600円から2850円に引き上げた。第1四半期の連結営業利益は前年同期比93.7%増の1兆1209億円だった。半導体不足の改善や円安効果により1兆円超えを達成した。会社側は24年3月期の同利益は3兆円(前期比10.1%増)で据え置いたが、同証券では業績の進捗や足もとの生産状況などを踏まえれば計画を上回る業績達成確度は高まった、と指摘し3兆6000億円への増額修正を予想。25年3月期の同利益は3兆9000億円と一段の増益を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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