<動意株・3日>(前引け)=高周波、イーガーディ、インテリW
日本高周波鋼業<5476>=急伸。2021年5月以来の高値をつけた。2日の取引終了後、未定としていた24年3月期の最終損益予想に関し、75億円の黒字(前期は1億5000万円の赤字)に転換する見込みだと発表。これが株価の刺激材料となった。連結子会社の高周波精密が千葉県市川市内に保有する土地の売却に伴って、固定資産の譲渡益100億円(概算)を特別利益に計上する。今期の売上高の見通しは、需要環境の変化を背景に430億円から420億円(前期比5.7%減)に引き下げるものの、エネルギー・原燃料コストの下落などを織り込み、営業・経常利益予想は据え置いた。
イー・ガーディアン<6050>=ストップ高カイ気配。多岐にわたるセキュリティーニーズにワンストップで対応可能な総合ネットセキュリティー企業として高成長路線を走るが、今期は成長の踊り場にあり、提携戦略などに新たな活路を見いだす構え。2日取引終了後にチェンジホールディングス<3962>との資本・業務提携を発表、これがポジティブサプライズとなり投資資金が集中した。チェンジHDはTOBと第三者割当増資を通じてイーガーディの連結子会社化を目指す方針。TOB価格は前日終値を45%程度上回る1株3000円。また、チェンジHDを割当先に株数152万7716株、発行価格2099円の第三者割当増資も行う。なお、同日発表されたイーガーディの23年9月期第3四半期決算は売上高が前年同期比4%増収ながら営業利益は同22%減の13億6300万円と低調だった。
インテリジェント ウェイブ<4847>=急反発で900円台乗せ。2日の取引終了後、23年6月期の単体決算発表にあわせ、24年6月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比36.5%増の15億9000万円と大幅増益を見込む。また、年間配当予想は前期比20円増配の40円に設定しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高は前期比12.2%増の150億円を見込む。クラウドサービス事業は受注拡大が続いたこともあって、売り上げが大幅に伸長する見通し。決済関連の事業領域の拡大も図る。また、同社は株主還元の強化に向け、今期以降の配当性向を5割程度に方針を変更する。24年6月期は創立40年にあたることから、年間配当は記念配当10円を含めて40円を計画する。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
イー・ガーディアン<6050>=ストップ高カイ気配。多岐にわたるセキュリティーニーズにワンストップで対応可能な総合ネットセキュリティー企業として高成長路線を走るが、今期は成長の踊り場にあり、提携戦略などに新たな活路を見いだす構え。2日取引終了後にチェンジホールディングス<3962>との資本・業務提携を発表、これがポジティブサプライズとなり投資資金が集中した。チェンジHDはTOBと第三者割当増資を通じてイーガーディの連結子会社化を目指す方針。TOB価格は前日終値を45%程度上回る1株3000円。また、チェンジHDを割当先に株数152万7716株、発行価格2099円の第三者割当増資も行う。なお、同日発表されたイーガーディの23年9月期第3四半期決算は売上高が前年同期比4%増収ながら営業利益は同22%減の13億6300万円と低調だった。
インテリジェント ウェイブ<4847>=急反発で900円台乗せ。2日の取引終了後、23年6月期の単体決算発表にあわせ、24年6月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比36.5%増の15億9000万円と大幅増益を見込む。また、年間配当予想は前期比20円増配の40円に設定しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高は前期比12.2%増の150億円を見込む。クラウドサービス事業は受注拡大が続いたこともあって、売り上げが大幅に伸長する見通し。決済関連の事業領域の拡大も図る。また、同社は株主還元の強化に向け、今期以降の配当性向を5割程度に方針を変更する。24年6月期は創立40年にあたることから、年間配当は記念配当10円を含めて40円を計画する。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS