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欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い値動きか、日本の為替介入に警戒も


2日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い値動きを予想する。米国債格下げの影響は限定的とみられ、米金利をにらみドルへの買戻しが先行。ただ、ドルは1カ月ぶりの高値圏に浮上し、日本の為替介入への警戒が円売りを抑制しそうだ。

前日発表された米経済指標でISM製造業景況指数とJOLT求人件数、建設支出は予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化観測を弱める内容。ただ、長期金利の上昇でドル買い地合いとなり、ユーロ・ドルは1.0990ドル付近から弱含み、ドル・円は143円半ば、ユーロ・円もそれに追随し157円半ばにそれぞれ浮上した。本日アジア市場で米国債格下げでドルは売られたが、その後は徐々に買い戻された。

この後の海外市場は、今週末の米雇用統計発表を控え関連指数を見極める展開。前日のISM製造業雇用指数が3年ぶりの低水準となったのに続き、今晩のADP統計は民間部門雇用者数が前回から大幅な減少が見込まれる。労働市場の縮小に思惑が広がれば、引き締め後退の思惑でドル売りが強まりそうだ。ただ、前日同様に金利高に振れれば一段のドル買いが見込まれるものの、日本政府の為替介入が警戒され円売りは縮小しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・21:15 米・7月ADP雇用統計(予想:+19.0万人、6月:+49.7万人)

《CS》

 提供:フィスコ

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