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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):CCT、トヨタ、松屋

CCT <日足> 「株探」多機能チャートより
■CCT <4371>  3,035円  +76 円 (+2.6%)  本日終値
 コアコンセプト・テクノロジー<4371>が3日続伸し、3000円の大台に乗せた。1日の取引終了後、金融機関や製造業向けのシステム開発と運用・保守を手掛ける電創(川崎市幸区)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表。事業拡大につながると期待した買いが入ったようだ。取得価格はアドバイザリー費用を含めて概算で3800万円。23年12月期の業績に及ぼす影響は軽微とするが、連結での業績予想は改めて開示する。

■トヨタ自動車 <7203>  2,502.5円  +57 円 (+2.3%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が3日続伸し、株式分割を考慮したベースで上場来高値を更新した。1日の取引時間中に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、営業利益が前年同期比93.7%増の1兆1209億円と、四半期では日本の上場企業として初めて営業利益が1兆円を上回り、収益力の高さを印象づけた。通期の業績予想の前提となる為替レートは1ドル125円と、実勢よりも大幅な円高水準となっており、円安基調の継続による業績の上振れを期待した買いがきょうも続いている。4~6月の連結販売台数は前年同期比15.5%増の232万6000台となった。日本や北米、欧州、アジアなど世界各地で販売台数を伸ばした。

■松屋 <8237>  1,049円  +8 円 (+0.8%)  本日終値
 松屋<8237>が続伸した。1日の取引終了後に7月の売上速報を発表。銀座本店の売上高は前年同月比49.0%増と大きな伸びを示し、買い安心感が広がったようだ。パンデミック前の2019年7月比では約33%増となった。化粧品やラグジュアリーブランド、時計、宝飾の販売が好調に推移。富裕層を中心とした国内の顧客の旺盛な買い上げがプラス要因となったほか、免税売上高は19年7月比で63%増と大きく拡大した。

■大和冷機工業 <6459>  1,457円  +11 円 (+0.8%)  本日終値
 大和冷機工業<6459>が堅調。1日の取引終了後、23年12月期の単体業績予想の上方修正を発表した。最終利益の見通しをこれまでの45億3000万円から52億1500万円(前期比17.3%増)に見通しを引き上げており、買い安心感をもたらした。売上高は448億円から459億6100万円(同4.6%増)に予想を見直した。1~6月期は製品販売が堅調に推移し、売上高と各利益が計画を上振れて着地した。主要取引先の外食産業では回復の兆しがみられるとしながらも、人件費や物価上昇など先行き不透明な状況が続いているとし、上期の業績のみ通期の予想に反映した。

■楽天グループ <4755>  563.9円  +3.9 円 (+0.7%)  本日終値
 楽天グループ<4755>が後場に入り強含み。同社の三木谷浩史会長が生成AI「チャットGPT」を開発する米オープンAIと協業すると発表したことが、この日昼ごろ伝わった。これを受け、今後の展開を期待した思惑的な買いが入ったようだ。

■コマツ <6301>  4,072円  +23 円 (+0.6%)  本日終値
 コマツ<6301>が3日続伸。株価は18年2月以来、5年6カ月ぶりの高値圏に上昇している。同社の競合企業である米キャタピラー<CAT>が1日に発表した4~6月期の連結純利益は、前年同期比75%増の29億2200万ドルと好調だった。北米で建機の販売などが好調だった。このキャタピラーの好決算を受け、コマツにも見直し買いが流入した。

■阪急阪神 <9042>  4,815円  +24 円 (+0.5%)  本日終値
 阪急阪神ホールディングス<9042>が11連騰と連日高。同社が1日取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)の連結純利益は前年同期比49.2%増の250億9800万円と好調だった。24年3月期の同利益予想の520億円に対する進捗率は約48%となった。インバウンド需要でホテル事業が回復したほか、旅客数の伸びで鉄道事業も順調だった。阪神タイガースの入場人員も増加しており、株価には見直し買いが流入したようだ。

■アウトソーシング <2427>  1,217円  -210 円 (-14.7%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 アウトソーシング<2427>が急落。1日の取引終了後、子会社アウトソーシングテクノロジーで雇用調整助成金の支給申請手続きの一部が適切に行われていなかった事実が確認されたこと、また募集媒体会社などとの取引プロセスの一部に疑義が生じたことから、外部調査委員会を設置すると発表。先行き不透明感を嫌気した売りが出ている。業績への影響については、今後の調査を踏まえて適切かつ合理的な見積もりが可能となった段階で速やかに開示するという。14日に予定している23年12月期上期決算の発表を延期する可能性があるとした。

■ティーガイア <3738>  1,634円  -169 円 (-9.4%)  本日終値  東証プライム 下落率5位
 ティーガイア<3738>が急落した。1日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比53.2%減の11億1700万円だった。通期計画に対する進捗率は約14%にとどまっており、低調な業況を嫌気した売りが膨らんだ。売上高は同11.1%減の964億3100万円だった。モバイル事業においてスマートフォン価格の高騰などを背景に買い替えサイクルが長期化し、回線契約数が前年同期比15.7%減の70万回線と落ち込んだ。ガラスコーティングやセキュリティー関連の独自商材は堅調に推移したものの、回線契約数の減少による受取手数料の落ち込みを補えなかった。

■新明和工業 <7224>  1,332円  -137 円 (-9.3%)  本日終値  東証プライム 下落率6位
 新明和工業<7224>が急反落。1日の取引終了後に4~6月期(第1四半期)決算を発表。営業利益が前年同期比19.5%減の6億3700万円で着地しており、これが嫌気された。売上高は同10.9%増の523億9900万円と良好だったものの、原材料・エネルギー価格の高騰や人件費の増加が利益面で響いた。税金費用の減少により、純利益ベースでは増益となった。なお、通期の増収・営業増益見通しは据え置いている。

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