<動意株・28日>(前引け)=アマノ、伊勢化、フタバ
アマノ<6436>=急反発で約3年半ぶりの高値。27日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比15.3%増の318億4000万円、最終利益が同2.0倍の15億5700万円だった。大幅増益となったことが売り方の買い戻しを誘発し、株高に弾みがついた。アマノ単体のパーキングシステムが大きく伸長したほか、清掃ロボットが好調のクリーンシステムも増収となった。国内のグループ会社では、就業管理のクラウドサービス事業が引き続き堅調だったほか、改正電子帳簿保存法への対応ニーズを背景に、デジタルタイムスタンプ事業が好調だった。
伊勢化学工業<4107>=急伸。ヨウ素生産で国内首位、世界でも屈指の存在だが、ここヨウ素市況が堅調で収益に追い風となっている。同社が27日取引終了後に発表した、23年12月期上期(1~6月)決算は営業利益が前年同期比64%増の24億5800万円と急拡大しており、これがポジティブ材料視され株価水準を切り上げる形となった。なお、23年12月期の営業利益は前期比20%増の45億円を予想しているが、上期時点での対通期進捗率は54.6%となった。
フタバ産業<7241>=大幅続伸で新値街道再突入。骨格プレス部品を手掛けるトヨタ系自動車部品メーカーで自動車のマフラーを主力とするが、電気自動車(EV)分野の戦略商品開発にも力を入れている。足もとの業績は部品供給不足の影響で低下していた客先稼働率が回復したことで会社側想定を上回って好調に推移している。27日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の90億円予想から110億円(前期比43%増)に大幅増額した。これが好感される形で株価が押し上げられている。PER10倍弱で、PBRは0.5倍台と株価指標面でも割安感が強く、水準訂正狙いの買いが集中した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
伊勢化学工業<4107>=急伸。ヨウ素生産で国内首位、世界でも屈指の存在だが、ここヨウ素市況が堅調で収益に追い風となっている。同社が27日取引終了後に発表した、23年12月期上期(1~6月)決算は営業利益が前年同期比64%増の24億5800万円と急拡大しており、これがポジティブ材料視され株価水準を切り上げる形となった。なお、23年12月期の営業利益は前期比20%増の45億円を予想しているが、上期時点での対通期進捗率は54.6%となった。
フタバ産業<7241>=大幅続伸で新値街道再突入。骨格プレス部品を手掛けるトヨタ系自動車部品メーカーで自動車のマフラーを主力とするが、電気自動車(EV)分野の戦略商品開発にも力を入れている。足もとの業績は部品供給不足の影響で低下していた客先稼働率が回復したことで会社側想定を上回って好調に推移している。27日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の90億円予想から110億円(前期比43%増)に大幅増額した。これが好感される形で株価が押し上げられている。PER10倍弱で、PBRは0.5倍台と株価指標面でも割安感が強く、水準訂正狙いの買いが集中した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS