日立建機が底堅い、米州事業堅調で第1四半期最終69%増益が株価支援
日立建機<6305>が底堅い。27日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比69.2%増の314億1900万円だった。通期計画に対する進捗率は38%と順調な滑り出しとなり、株価の下支え要因となったようだ。同社株は直近で上昇基調を続けていたほか、足もとで為替が円高方向に振れているとあって、朝高後は利益確定目的の売りに押される場面もあったが、押し目買いが入り持ち直した。
売上収益は同19.6%増の3200億600万円だった。円安が収益を押し上げたほか、米州での独自事業が堅調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
売上収益は同19.6%増の3200億600万円だった。円安が収益を押し上げたほか、米州での独自事業が堅調に推移した。
出所:MINKABU PRESS