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ダウ平均は横ばい メタの決算を受けてIT・ハイテク株に買い=米国株前半

NY株式27日(NY時間13:37)
ダウ平均   35498.20(-21.92 -0.06%)
ナスダック   14196.27(+68.99 +0.49%)
CME日経平均先物 32870(大証終比:-50 -0.15%)

 きょうの米株式市場でダウ平均は横ばい。前日のFOMCを受けて、米株式市場は金利のピークアウトの可能性を強めている。この先のデータ次第ではあるが、次回9月FOMCでの利上げは見送られるとの見方が広がっているようだ。

 FRBは前日のFOMCで政策金利を0.25%ポイント引き上げ、22年ぶりの高水準となる5.25-5.50%とした。ただ、次回9月以降についてはデータ次第の姿勢を見せ、選択肢をオープンにしている。それを受けて短期金融市場では9月利上げの確率を20%程度まで低下させている。

 また、この日発表の第2四半期のGDP速報値が予想を上回ったこともフォローとなった模様。前日にパウエルFRB議長はFRBのスタッフがリセッション(景気後退)の可能性を想定していないと述べていたが、ソフトランディングへの期待を高める内容となった。GDPデフレータは予想を下回っていた。

 ただ、ダウ平均は前日まで13連騰しているだけに、短期的な高値警戒感も出ており、横ばいでの推移に留まっている。

 一方、IT・ハイテク株が買われており、ナスダックは堅調。メタ<META>の好決算がセンチメントを押し上げている。同社は、広告収入の回復を追い風に予想を上回るガイダンスを発表。また、利上げサイクル終了への期待がIT・ハイテクといった成長株をサポートしている。

 決算については、「投資家の関心はマクロ要因から株式のファンダメンタルズに戻りつつある」としたうえで、「これまでのところ、企業のCEOは市場の期待を裏切ってはいない。いくつかの企業はネガティブ・サプライズを引き起こしているが、基本的には、マクロ環境が困難であったにもかかわらず、底堅い決算を発表している」との声も出ている。

 一方、「S&P500企業の決算は予想を上回る最終利益を計上する企業は多いものの、事前予想が9%の減益だったのに対し、これまでのところ10%の減益となっている。予想を上回った企業でさえ、決算日には指数をアンダーパフォームしている」といった声も出ている。

 本日は引け後にフォード<F>やインテル<INTC>が発表予定。

*実質GDP(速報値)(第2四半期)21:30
結果 2.4%
予想 1.8% 前回 2.0%
個人消費
結果 1.6%
予想 1.3% 前回 4.2%
GDPデフレータ
結果 2.2%
予想 3.0% 前回 4.1%
PCEコアデフレータ
結果 3.8%
予想 4.1% 前回 4.9%

アップル<AAPL> 194.83(+0.33 +0.17%)
マイクロソフト<MSFT> 333.06(-4.71 -1.39%)
アマゾン<AMZN> 130.29(+2.14 +1.67%)
アルファベットC<GOOG> 131.65(+1.99 +1.53%)
テスラ<TSLA> 262.49(-1.86 -0.70%)
メタ・プラットフォームズ<META> 314.20(+15.63 +5.23%)
AMD<AMD> 112.99(+2.90 +2.63%)
エヌビディア<NVDA> 469.37(+14.85 +3.27%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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