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株価指数先物【引け後】 米ハイテク決算に対する不透明感からロングを圧縮


大阪9月限
日経225先物 32410 -570 (-1.72%)
TOPIX先物 2258.5 -26.5 (-1.15%)

 日経225先物(9月限)は前日比570円安の3万2410円で取引を終了。寄り付きは3万2790円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2880円)を下回り、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に3万2840円まで下げ幅を縮めたものの上値は重く、次第に断続的な売りに押される展開となった。前場終盤にかけて下げ幅を広げると、ランチタイムで3万2450円まで売られ、後場は3万2450円~3万2570円処で保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを下放れ、3万2410円と本日の安値で取引を終えた。

 日経225先物は19日の取引終了後のナイトセッションで一時3万3000円を回復したことで、いったんは達成感が意識されやすい面はあった。また、米国では金融株の決算後の強い値動きが目立っていたが、一方でオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>が5%を超える下落となっていた。これに加えて、取引終了後に決算を発表したネットフリックス<NFLX>とテスラ<TSLA>が、時間外取引で軟調な推移となったこともあって、ハイテク株主導で利食いが強まったようだ。

 アドバンテスト <6857> [東証P]が4%を超える下落で日経平均株価を下押す格好となった。為替市場では円相場が一時1ドル=139円前半と円高に振れていたことも重荷となり、短期筋のショートを誘った。日経225先物は25日移動平均線を捉えたものの、結局は前日のリバウンド分を帳消しにしており、ボリンジャーバンドの-1σとのレンジ推移だった。

 グローベックスの米株先物はNYダウ先物が小幅に上昇する一方で、ナスダック100先物は110ポイント超の下落で推移している。テスラの下落を織り込む格好だが、ハイテク主導で弱含むようだと、決算の発表本格化を迎えるなかでは様子見姿勢が強まりやすく、短期的な売買に振らる需給状況になりそうである。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.35倍に低下した。ボリンジャーバンドの-1σを下回ってきており、10日に付けた直近安値および-2σが位置する14.30倍辺りを意識した、NTショートが入りやすいだろう。

 手口面では日経225先物はABNクリアリン証券が2286枚、SBI証券が1290枚、UBS証券が392枚の買い越しに対して、ドイツ証券が1797枚、野村証券が1305枚、JPモルガン証券が1179枚、ソシエテジェネラル証券が501枚の売り越しだった。TOPIX先物はABNクリアリン証券が790枚、BNPパリバ証券が750枚、大和証券が739枚、ゴールドマン証券が631枚の買い越しに対して、ドイツ証券が1669枚、モルガンMUFG証券が1268枚、JPモルガン証券が1120枚の売り越しだった。


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