プロパティAG Research Memo(7):2024年3月期は1株当たり45.0円の配当を予定
■株主還元策
プロパティエージェント<3464>では、収益の拡大と配当性向の拡大による還元の充実を基本方針として、企業安定性維持のための内部留保資金の重要性や今後の事業成長に向けた成長資金の確保を考慮しつつ、安定的かつ継続的な利益還元を実施していくとしている。2023年3月期は1株当たり前期比13.0円増配となる40.0円配を実施した。2024年3月期は創業20周年の記念配当5.0円を含み1株当たり45.0円(配当性向25.0%)の配当を予定しており、収益成長による企業価値の向上と配当金の継続により株主に報いる方針が明確に読み取れる。なお、自己株式の取得については、財務体質、業績、株価の状況等を総合的に勘案し機動的に実施する方針だ。同社はセグメント別で成長戦略を明確に打ち出しており、右肩上がりの安定配当を継続していることから、中長期的な株価向上に対する蓋然性も高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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提供:フィスコ