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ダウ平均は6日続伸 中国経済への懸念も今週の企業決算待ちの雰囲気も=米国株前半

NY株式17日(NY時間13:21)
ダウ平均   34581.46(+72.43 +0.21%)
ナスダック   14205.20(+91.50 +0.65%)
CME日経平均先物 32380(大証終比:+40 +0.12%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に6日続伸しており、底堅い推移が続いている。アジア時間に発表された中国のGDPが予想を下回るなど、中国経済への懸念が伝わったものの、米株式市場は底堅い推移を続けている。

 今週から企業決算が本格化して行く中、それに対する米株式市場の反応を待ちたい雰囲気のようだ。先週末の米大手銀の決算は好調な内容ではあったものの、米株式市場の反応はいまひとつだった。市場は第1四半期以上の減益決算になることを覚悟している。S&P500企業の利益は7%以上の減少が見込まれている模様。

 マクロ環境では、先週の米消費者物価指数(CPI)を受けて、FRBは景気を後退させることなくインフレを抑制できるかもしれないとの期待が高まっている。来週のFOMCを前に今週はFOMC委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っており、発言は出てこない。

 市場は来週のFOMCでの利上げを確実視しているものの、9月以降については見方が分かれている。だた、9月FOMCまでに米雇用統計、米消費者物価指数(CPI)とも2回数字を確認できる。その結果を待ちたい雰囲気もあるようだ。

 一部からは、「ゴルディロックス(適温相場)シナリオだ。確かに人々は物価に多少の痛みを感じている。しかし、雇用はある。ソフトランディングの見方がますます有利になり、完璧なディスインフレが市場を熱狂させている」といった声も聞かれる。

 今週の決算は明日18日にバンカメ<BAC>やモルガン・スタンレー<MS>、19日にゴールドマン<GS>、テスラ<TSLA>、IBM<IBM>、ネットフリックス<NFLX>が予定されている。

 AT&T<T>やベライゾン<VZ>といった通信キャリアが本日も下落。有毒な鉛に覆われたケーブル網を全米に残した問題が浮上しており、それに伴う財務リスクを市場がより適切に測定できるようになるまで、少なくとも数カ月、潜在的にはもっと長い間、同社株にとって圧迫要因であり続けるだろうの指摘がアナリストから出ていた。

AT&T<T> 13.55(-0.96 -6.59%)
ベライゾン<VZ> 31.84(-2.18 -6.40%)

アップル<AAPL> 192.95(+2.26 +1.18%)
マイクロソフト<MSFT> 345.72(+0.48 +0.14%)
アマゾン<AMZN> 133.52(-1.16 -0.86%)
アルファベットC<GOOG> 125.00(-0.70 -0.56%)
テスラ<TSLA> 285.63(+4.25 +1.51%)
メタ・プラットフォームズ<META> 309.46(+0.59 +0.19%)
AMD<AMD> 116.48(+0.54 +0.47%)
エヌビディア<NVDA> 456.12(+1.43 +0.31%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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