決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 出前館、エヌピーシー、シーズメン　(7月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ケイブ <3760>
　23年5月期の連結経常損益は2億1300万円の黒字(前の期は8億1200万円の赤字)に浮上した。

★No.2　ＣＶＳベイ <2687>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の1億4500万円→2億8100万円(前期は4700万円)に93.8％上方修正し、増益率が3.1倍→6.0倍に拡大する見通しとなった。

★No.3　出前館 <2484>
　23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結最終損益は106億円の赤字(前年同期は295億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3760> ケイブ 　　　　東Ｓ 　 +21.98 　　7/12　本決算　　　　　－
<2687> ＣＶＳベイ 　　東Ｓ 　 +20.97 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<2484> 出前館 　　　　東Ｓ 　 +12.32 　　7/12　　　3Q　　　　赤縮
<6255> エヌピーシー 　東Ｇ　　 +5.95 　　7/12　　　3Q　　　-14.18
<3083> シーズメン 　　東Ｓ　　 +4.09 　　7/12　　　1Q　　　　黒転

<9275> ナルミヤ 　　　東Ｓ　　 +2.63 　　7/12　　　1Q　　　 36.07
<7501> ティムコ 　　　東Ｓ　　 +2.12 　　7/12　　上期　　　 65.33
<7450> サンデー 　　　東Ｓ　　 +2.04 　　7/12　　　1Q　　　 -5.03
<9876> コックス 　　　東Ｓ　　 +1.23 　　7/12　　　1Q　　　 75.65
<3168> 黒谷 　　　　　東Ｓ　　 +1.01 　　7/12　　　3Q　　　-96.10

<6159> ミクロン 　　　東Ｓ　　 +0.38 　　7/12　　　3Q　　　-63.98
<2686> ジーフット 　　東Ｓ　　 +0.36 　　7/12　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース