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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6194 アトラエ

東証P
838円
前日比
+2
+0.24%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.9 4.33 2.98 5.33
時価総額 202億円
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<動意株・12日>(大引け)=ニトリHD、アトラエ、タカキューなど

 ニトリホールディングス<9843>=上値指向強め3日続伸。12日の外国為替市場でドル円相場は一時1ドル=139円台半ばまでドル安・円高が進行した。6月30日に1ドル=145円台に乗せた後、急ピッチな円高が進行しており、ニトリHDなど円高メリット株の支援材料となっているようだ。11日の米国市場で長期金利は4%を下回る水準に低下した。一方、日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)が修正されるとの思惑から、国内の長期金利に上昇圧力が掛かっている。日米金利差が縮小するとの見方をもとに、円売りポジションを解消する目的の買いが続いているようだ。

 アトラエ<6194>=大幅続伸。11日の取引終了後、三井住友フィナンシャルグループ<8316>と企業の組織力や企業価値向上を支援する合弁会社設立に向けた基本合意書を締結したと発表しており、好材料視されている。合弁会社は組織力向上のデジタルソリューション「SMBC Wevox」の提供や従業員エンゲージメントを始めとする組織力のデータをもとにした組織課題解決の提案、非財務情報と財務情報の相関分析などによる企業価値向上のアドバイザリーなどを行う計画。詳細は今後協議する予定としている。

 タカキュー<8166>=急伸。超低位株の強みを発揮し一時33%高の117円に買われる場面があった。紳士服専門店だが、脱コロナで冠婚葬祭需要が増加し足もとの業績は回復傾向を強めている。11日取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(23年3~5月)の営業損益は1億3900万円の黒字(前年同期は1億4500万円の損失)となり、赤字から脱却した。同時に通期計画の4000万円の黒字を超過しており、業績改善を材料視する形で投資資金を呼び込んでいる。

 WACUL<4173>=ストップ高。同社はデジタルマーケティングや人材マッチングビジネスを展開し、人工知能(AI)開発でも優位性を発揮している。時流を捉え、足もとの業績はトップライン・利益ともに拡大基調を強めており、11日取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(23年3~5月)決算では、売上高が前年同期比5割増の4億2500万円、営業利益が同2.6倍となる6900万円と大幅な伸びを達成した。営業利益は通期計画の1億9100万円に対し、進捗率が36%に達した。業績増額修正期待が高まるなか、投資資金の攻勢が加速している。

 タマホーム<1419>=中段もみ合い上放れる。同社は首都圏郊外や地方を中心に注文住宅を展開、ローコスト系の販売戦略で需要を開拓している。11日取引終了後に発表した23年5月期決算は、値上げ効果による利益採算の改善を背景に、営業利益が前の期比12%増の132億6400万円と2ケタ成長を達成し過去最高利益を更新、続く24年5月期も同利益は6%増の141億円と増益トレンドを確保する見通し。前期の年間配当は従来計画に10円増額となる180円を実施し、今期は更に5円増配の185円を計画する。配当利回りは前日終値換算で5.6%と非常に高い。これを手掛かり材料に高水準の買いが集まった。

 ERIホールディングス<6083>=ストップ高。建築物検査の民間最大手で、省エネ関連の法改正前の需要拡大が追い風となり、業績は好調に推移している。同社が11日取引終了後に発表した23年5月期決算は営業利益段階で前の期比21%増の23億2600万円と大幅な伸びを達成、過去最高利益更新が続いている。好業績を背景に株主還元を強化、前期年間配当は従来計画に10円上乗せした60円とする。更に、24年5月期の営業利益は、前期比3%増の24億円予想と収益成長トレンドが継続する見通しで、これを評価する買いを呼び込む形となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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