【特集】10万円以下で買える、増収増益&低PBR 29社【スタンダード】編 <割安株特集>
MRKHLD <日足> 「株探」多機能チャートより
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では727社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは7日現在)
7日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<9980> MRKHLD 10900 3.4 20200 3.0 880 0.77
<3159> 丸善CHI 35600 2.6 167000 11.1 3400 0.71
<8737> あかつき本社 36600 6.8 42000 57.9 2300 0.79
<1827> ナカノフドー 39200 4.8 120000 8.5 3400 0.37
<6994> 指月電 47700 1.8 26600 22.6 1500 0.48
<4409> 東邦化 51600 0.3 55500 35.7 1600 0.61
<8289> オリンピック 54900 3.3 95000 1182 2000 0.47
<8018> 三共興 58000 7.9 21000 3.0 3000 0.58
<3553> 共和レ 59300 3.7 47500 69.2 1000 0.43
<8844> コスモスイニ 60600 1.3 125000 2.9 4600 0.50
<2009> 鳥越粉 61500 13.7 27750 2.9 1540 0.43
<9307> 杉村倉 63200 3.3 10900 12.8 1170 0.68
<8118> キング 63500 8.5 9140 5.4 1190 0.49
<6312> フロイント 64000 1.7 20000 16.3 650 0.76
<8772> アサックス 64700 7.9 6671 7.2 4607 0.49
<7871> フクビ 68600 2.9 40730 0.9 1920 0.41
<4231> タイガポリ 69400 5.6 47800 23.1 2300 0.40
<9059> カンダ 71200 0.7 52000 12.4 3150 0.70
<5951> ダイニチ工業 72700 3.7 22000 2.6 1700 0.45
<4113> 田岡化 75700 6.1 32000 53.2 700 0.65
<2903> シノブフズ 80900 0.9 51500 0.8 1920 0.71
<7885> タカノ 82800 12.4 25900 26.9 1400 0.41
<6488> ヨシタケ 83900 11.7 8400 13.6 1500 0.74
<6382> トリニ工 86300 18.8 34500 42.8 2100 0.51
<1967> ヤマト 91300 10.1 49000 36.3 3430 0.67
<9369> キユソ流通 92000 1.9 183000 8.9 3550 0.56
<1965> テクノ菱和 97900 14.7 70000 4.0 3700 0.49
<7523> アールビバン 98000 2.6 11000 0.9 2120 0.69
<2415> ヒューマン 99100 6.0 97053 4.6 2632 0.73
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース