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ダウ先物は282ドル安 本日は売り先行で始まりそう=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:48)
ダウ先物 34227(-282.00 -0.82%)
S&P500 4445.00(-38.75 -0.86%)
ナスダック100先物 15198.25(-162.50 -1.06%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は282ドル安で推移している一方、ナスダック100も下落しており、本日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。

 明日の米雇用統計待ちの雰囲気もある中、市場では下半期に入って、FRBの利上げと同時に、景気の先行き不安にも意識が高まっている。そのような中で上半期のような堅調な相場展開はもう期待できないのではとの警戒感が広まっているようだ。先ほど発表の6月のADP雇用統計で雇用者数が49.7万人増加したことも売りを誘っている。

 一部からは「FRBのタカ派姿勢が再び強まり、株式への需要が減退する恐れがある。上半期に見られたような投資家の強気姿勢は下半期には先細りになるとの懸念が強まっている」との指摘も出ている。また、「最近の株高とポジショニングは今後の上昇が緩やかであることを示唆している」といったコメントも出ていた。

 明日の米雇用統計については、労働市場の減速が示されると予想されている。非農業部門雇用者数(NFP)は22.5万人増が予想され、増加幅の縮小が見込まれている。それでも歴史的な基準値である20万人増は上回ると見込んでおり、FRBの追加利上げを正当化するのには十分。前回急上昇していた失業率は低下が予想され、平均時給も以前よりは伸びが緩んでいるものの、前年比で4.2%程度が見込まれている状況。雇用拡大ペースは鈍化しつつあるものの、企業が人口増加よりも速いペースで労働者を増やしている状況に変化はないと予想されているようだ。

 来週の大手銀を皮切りに4-6月期の決算発表が始まる。予想を上回る業績も期待されているようだが、「予想を上回ったとしても、株価をここから大きく押し上げるには不十分かもしれない」といった声も出ているようだ。

 本日はこのあと日本時間23時にISM非製造業景気指数と米求人件数の発表が予定されている。いずれも注目度が高い。

*ADP雇用統計(6月)21:15
結果 49.7万人
予想 24.1万人 前回 26.7万人(27.8万人から修正)(前月比)

*ISM非製造業景気指数(6月)23:00
予想 51.2 前回 50.3

*JOLTS求人件数(5月)23:00
予想 997.0万人 前回 1010.3万人

(NY時間08:58) 時間外
アップル<AAPL> 189.64(-1.69 -0.88%)
マイクロソフト<MSFT> 338.50(+0.35 +0.10%)
アマゾン<AMZN> 128.50(-1.88 -1.44%)
アルファベット<GOOG> 120.78(-1.85 -1.51%)
テスラ<TSLA> 278.06(-4.42 -1.56%)
メタ・プラットフォームズ<META> 296.15(+1.78 +0.60%)
AMD<AMD> 111.56(-2.39 -2.10%)
エヌビディア<NVDA> 419.43(-3.74 -0.88%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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