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東京株式(大引け)=564円高、欧米株高引き継ぎバブル後最高値更新

 3日の東京株式市場は前週末の欧州株高を行けて日経平均は急反発、朝方高く始まった後もジリジリと水準を切り上げバブル崩壊後の最高値を更新した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比564円29銭高の3万3753円33銭と急反発。プライム市場の売買高概算は14億1192万株、売買代金概算は3兆4046億円。値上がり銘柄数は1499、対して値下がり銘柄数は292、変わらずは42銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク選好ムードの強い地合いで、日経平均は朝方から大きく買い優勢の展開で一気に水準を切り上げた。前週末の欧州株市場で主要国の株価指数が全面高だったほか、米国株市場でもハイテク株中心に買いが入り、ナスダック総合株価指数は年初来高値を更新した。これを受けて東京市場でもハイテクセクターを中心に投資資金が流入した。半導体関連への買いが目立ち全体相場を押し上げる格好に。朝方取引開始前に発表された6月の日銀短観で企業の景況感改善が確認され、市場のセンチメントを強気に傾けた。一方、日銀の金融緩和政策は今後も続くことが予想されるなか、海外投資家とみられる資金が流入し、後場も先物主導で日経平均の強調展開が続いた。業種別騰落では33業種全てが上昇、値上がり銘柄数はプライム市場の8割強を占めた。

 個別では、売買代金で群を抜いたレーザーテック<6920>が高いほか、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>などの半導体主力株がいずれも大きく買われた。ダイキン工業<6367>が急伸、ソニーグループ<6758>も値を上げた。キーエンス<6861>も物色人気に。ダイセキ環境ソリューション<1712>、ミクニ<7247>、三光合成<7888>などが急騰、日本マイクロニクス<6871>、マルマエ<6264>なども値を飛ばした。

 半面、JSR<4185>がやや売りに押されたほか、高島屋<8233>も軟調。テスホールディングス<5074>が大幅安となり、粧美堂<7819>、スター・マイカ・ホールディングス<2975>、シグマクシス・ホールディングス<6088>なども値を下げた。ファイズホールディングス<9325>、フリュー<6238>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年07月03日 16時02分

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