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9850 グルメ杵屋

東証P
1,056円
前日比
-9
-0.85%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
54.8 2.70 0.57 0.85
時価総額 242億円
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ グルメ杵屋


●グルメ杵屋 <9850>  【目標株価】1500円(30日終値1046円)

「機内食事業のV字回復と大阪万博効果に期待」

 グルメ杵屋 <9850> [東証P]の反転攻勢に期待したい。株価は5月18日に年初来高値1100円をつけた後、上昇機運が一服した。1050円近辺に位置する75日移動平均線を下回った場面では値ごろ感を意識した買いを集めており、下値を切り上げて上昇する展開が見込まれる。

 同社はうどん 店チェーン「杵屋」、そば の「そじ坊」を運営。関西国際空港発着の航空会社向け機内食事業を展開するほか、経営難に陥った大阪府のローカル鉄道「水間鉄道」のスポンサーとなったことでも知られている。24年3月期の売上高は前期比27.0%増の379億5900万円、営業損益は4億4700万円の黒字(前期は3億8600万円の赤字)となる見通し。コロナ禍を経て経済活動が正常化に向かい、外食産業への客足が回復するなか、同社の直近の月次実績は増収基調を継続している。

 前期に損失を計上した機内食事業では原価率の適正化とともに、新規顧客の開拓に努めているという。関西発祥の企業とあって、関空における国際線発着便数と、訪日外国人客の回復は、機内食事業にとどまらず、本業のレストラン事業の収益にも貢献しそうだ。2025年の大阪・関西万博開催への準備が進むなか、その経済効果の恩恵も受けやすい企業とも言えるだろう。

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