貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6412 平和

東証P
2,124円
前日比
+11
+0.52%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.5 0.85 3.77 5.52
時価総額 2,120億円

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<動意株・26日>(大引け)=平和、クラシコムなど

 平和<6412>=6日続伸。SBI証券が前週末23日、平和のカバレッジを投資判断「買い」で開始した。目標株価は3740円とする。スマート遊技機の登場などを背景に、遊技機業界は久しぶりの大転換期を迎えていると指摘。同社の機種販売について、今期は順調に進むとみるほか、コロナ禍にあってもゴルフ事業を中心にキャッシュを創出するなど、強固な事業基盤を構築している点も強みだと分析する。同証券は平和の24年3月期の営業利益が377億4500万円になると予想する。

 クラシコム<7110>=上値指向。前週21日につけた高値1712円を上回り、年初来高値を更新した。雑貨や服飾品のECサイトを運営するが、足もとの業績は好調に推移している。前週末23日取引終了後、ステイト・オブ・マインド(東京都渋谷区)が運営するファッションブランド「foufou」事業を分割承継する新会社の全株式を取得し子会社化することを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。同社の株価は4月上旬以降、5日移動平均線をサポートラインに一貫した戻り足を続けており、時価は昨年8月上旬以来約10カ月ぶりの高値水準を走っている。

 JSR<4185>=ストップ高で大量の買い注文残す。24日付の日本経済新聞朝刊は、「政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)は半導体材料のJSRを約1兆円で買収する」と報じた。同日、JSRは「本件を検討していることは事実」としたうえで、26日に開催する取締役会に付議する予定とのコメントを開示した。買収時に株価に上乗せされるプレミアムを期待した買いが集まった。報道によると、海外を含めた競争当局の審査を経て、JICは早ければ年内にJSRへのTOB(株式公開買い付け)を実施する。手続きが順調に進めば、2024年中に上場廃止となる見込みという。

 ボルテージ<3639>=急動意で一時ストップ高。前週末23日の取引終了後、「ニンテンドースイッチ」向けタイトルの累計販売本数が10万本を突破したと発表しており、これを材料視した買いが入っている。同社はこれまで移植タイトル16本、オリジナルタイトル1本を配信しており、日米をはじめとした世界への配信など各種施策により販売を伸ばしてきた。今後も新作投入や国内外でのプロモーションを継続し、スイッチ向けタイトルの拡大を促進させていく予定だ。

 レナサイエンス<4889>=上値指向強め7日続伸。今月14日につけた年初来高値を約2週間ぶりに更新した。東北大発の創薬ベンチャーで低分子化合物を活用した医薬品開発を手掛ける。人工知能(AI)技術を採り入れた医療ソリューションを標榜し、バイオセクターのAI関連株としてマーケットでも注目度が高まっている。直近では、前週末23日の前場取引終了後に、メラノーマ治療の臨床試験(第2相)で良好な結果を得られたことを開示し、株高を後押しする格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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