日化薬が反落、国内有力証券が目標株価1100円に引き下げ
日本化薬<4272>が反落した。SBI証券が19日、同社の目標株価を1330円から1100円に引き下げた。投資判断は「中立」を継続する。半導体市場の在庫調整や触媒の売り上げ減、薬価改定の影響などを考慮した。利益率が高いと推測される触媒の減収が機能化学品の営業利益の押し下げ要因となるとの見方を示した。薬価の影響に関しても、ペメトレキセドなどジェネリック抗がん剤の販売数量拡大で補えないと指摘。同証券は日化薬の24年3月期の営業利益の予想を、これまでの248億円から135億円に減額した。
出所:MINKABU PRESS
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